こんにちは人事担当の本杉です。
「入社まで何か準備をしたほうがいいでしょうか」
と聞かれることが非常に多い質問の中で、「読書の薦め」、「いろいろな体験にチャレンジを」についてはお伝えしました。今回は「友達とのコミュニケーションを大切に」についてお伝えします。
皆さんは今、学生なので学びの期間ではありますが、その中で社会人として生きていくことで一番重要といっても過言ではないことにコミュニケーション能力が挙げられます。
何故かというと、人は一人では生きることが出来ない、いや、決して一人では生きていないのです。もし、自分ひとりで生きていると思っている方は、少し、考えて欲しいところですね。
加藤電器でも、技術者はチームを組んで仕事をしていますので、先輩や同僚とのコミュニケーション能力は必要になります。製造オペレータや間接スタッフも、同じです。また、初めはチームやグループ内の人間関係が中心になりますが、ベテランになってくると必然的に他部署との交渉毎も増えてきます。
そんなコミュニケーション能力ですが、テクニックも大事ですが、それ以上に他人を思いやる心が大切だと、私は考えます。
学生時代は、特に利害関係のない人間関係が作りやすい環境です。利害関係のない友人は貴重な存在です。
友人が多ければ多いほど、いろいろなタイプの人と接することになるので、社会に出ると楽になります。実は、学校は社会の縮図ともいわれているので、学校でいじめがあるように大人の社会でもいじめはあります。学校では勉強も大事ですが人間関係にもまれることもお勧めします。
一般的な会社では、スポーツ系の部活を経験している人を好む傾向にあります。加藤電器も同様です。チームワークや協調性を学んでいることや基礎体力が高いことはとても大事と考えるからですね。
本業の学業と同じように友人を大切にし、多くの人と良好な関係を築く能力は、社会で役に立ちます。ぜひ、残りの学生生活では多くの人とコミュニケーションをとってください。
そこで、３つほどコミュニケーションのポイントをご紹介します。
・相手の立場を考えた言動をする。
自分を考えを一方的に押し付けるのではなく、まずは、相手の気持ちや考えをくみ取り、それから、自分の考えを伝えることです。私が、私が、という人は、やはり、疎遠になりやすいですから。なかにはカリスマ的な人がいるかもしれませんが、基本は相手の目線を読み取り、自分の言動を工夫することです。
・相手の話を聞くこと。
コミュニケーションの基本は人の話を聞くことから始まります。想像してみてください。あなたの友達の顔ぶれを。あなたのことを理解してくれている人、気にかけてくれる人と自然と友人関係になっているのではないでしょうか。
・相手を大切に思うこと。
テクニックで相手の立場を考え、話を義務的に聞いたとしても、相手を大切に思う気持ちがなかったら、親友になり得ないことはご承知のことと思います。
以上、今回は友達とのコミュニケーションを大事にについてご紹介しました。
