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コラム 人事からのメッセージ

面接では具体的なエピソードを添えること

こんにちは人事担当の本杉です。
今回は面接の時、工夫をしてほしいことをお伝えします。

面接は、とても緊張しますね。いい面接にしようと気負えば気負うほど緊張するものです。加藤電器の面接では、出来れば、緊張している姿よりは、皆さんのありのままの状態でお会いしたいと考えております。そこで、事前に準備して少しでも面接時の緊張を和らげて頂くために面接対策の一つをお伝えします。

それは、エピソードを添えることです。
ごく一般的な質問ですが、

あなたのPRをしていただけますか?
あなたの強みは何ですか?
あなたの弱みは何ですか?
弊社を志望された理由についてお聞かせください?

これらの質問は恐らく、どこでも聞かれるかと思います。その時、あなたはどのような回答を用意していますか?
あなたは粘り強い人間だとします。
「私は粘り強い人間です。御社に入りましたら粘り強く仕事をしていきます」
また、気配りが得意な人間だとします。
「私は日ごろから人間関係では気配りが大事と考え、気配り名人といわれるほど、気配りが得意な人間です。御社に入りましたら・・・・・」

一般的に長所や短所は性格に起因するところが大きいので、キーワードとしては、意思が強い、初志貫徹する、短所にすると頑固、融通がきかないなど長所と短所を裏表にして表現されていますのでこの回答で問題はないです。

しかし、これだけだと物足りないなのですね。
この回答ではあなたの長所、短所が伝わってこないのです。初対面の方に「私は粘り強い人間です」と言われても心には響かないし、あなたが見えてこないのですね。

そこで重要になってくることが「エピソード」です。
粘り強い人間であるエピソードを添えることです。具体的にですね。
例えば
「オリンピックを見ていて選手のひた向きな姿に感動し、高校で3年間バスケットボール部に所属し、3年間やり切りました。中学時代、腰を痛め1年間運動をしていなかったので、初めはついていけるかな?と不安もありましたが、朝練5キロのランニングや寒い冬の半そで短パンでの坂ダッシュを経験し、やり続けていると、汗を流すことに喜びを感じ、結果として3年間休むことなくバスケットをやり切ることが出来ました。

特に冬の朝練は非常に寒く、手はかじかむほど、気温が低かったので軍手をしていました。

部活動は苦しい時もありましたが、粘り強く逃げることなく、入部当初は地獄のように辛く感じたことが、卒業するころには苦にならなくなっていました。
特に苦しく追い込まれてからするダッシュは、楽しさすら感じるまでになりました。

そして、副産物としてではありますが、中学の頃、苦手だった組み立て体操、下で支える役の時に足が、ぶるぶる、震え支えている時間が非常に苦痛だったことが、全然苦痛に感じなくなっていたことです。すごい、喜びがこみ上げてきました。
このように私は自分にとっての挑戦ではありましたが、3年間粘り強くやり切った経験が財産です。御社に入りましたら、この精神で取り組んでいきます。

如何でしょうか?
具体的なエピソードは、その人柄が伝わり面接官がこの会社に活躍してもらえるかどうかの判断しやすいのではないでしょうか?

このように長所や短所の他に成功談や失敗談などいろいろな切り口で質問があると思いますが、まってました!とエピソードを添えて回答すると好印象になります。

それには、面接前に自分を振り返り、長所や短所が表れているエピソードを探して、話すことを出来るようにしておくことが必要になります。

また、お気づきのことと思いますが振り返っても経験していないとエピソードは語れないということです。
エピソードを添える為にも、さまざまな体験をして充実した学生生活を送ることはもっとも大切なことということですね。

以上、今日は面接では具体的なエピソードを添えることをお伝えしました。面接準備に役立てて頂けたら幸いです。

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